なぜアナログレコードなのか

唯一無二の音

私たちが考えるアナログレコードの魅力、それは「音」にあります。ダイナミックで生き生きとした強弱のある音、それを伝えることができるのがアナログレコードなのです。マスタリングの段階でデジタル・コンプレッションをかけてダイナミック・レンジを圧縮するというデジタル録音と異なり、アナログ録音ではより広い周波数を録音・再生することができます。また、レコード全体の音色を決定するハーモニクス（倍音）に歪みを加える、つまり、音色を「色付け」するハーモニック・ディストーション（高調波歪み）は、アナログレコードの独特で個性的な音を生み出すのです。逆に、オーバードライブされた音源の場合、スムーズなクリッピングにより、より柔らかな音を実現することができます。さらに、アナログレコードはコンプレッションによる効果が比較的緩やかなため、切迫感のある音を再現することが可能なのです。

製品例

アート＆カルチャー

音楽はアートであり文化であると同時に、私たちの心身を癒す力を持っています。例えば心臓の鼓動、血圧、呼吸数、筋緊張などに対して、音楽は様々な有益な効果を持っているとされています。また、音楽は人類の最も古い文化財でもあります。時代を問わず、音楽は様々な文化の中心的位置をしめてきました。

貴重な芸術作品

アナログレコードはアートであり文化でもあります。素晴らしいアートワークを配した大きなジャケットーー収集家が欲しがるレアアイテムになるのも尤もです。適切な管理と最適な保存環境が整えば、アナログレコードの寿命に限りはありません。そして、音楽の歴史そのものであるアナログレコードを所有することは、音楽の歴史の一部を所有することでもあるのです。